「へちゃクラ」の撮影を終えて
ここでは全く言っていませんでしたが、マイクラ系ゆっくり実況者始めてました。
以前このブログで建築日記を書いていたころはPCを持ってなくて高度な編集が出来なかったのですが、最近PCを購入して動画を作れるようになったので、今回は動画で建築の過程をまとめてみました。
なのでこのブログでは編集後記といいますか、
どんなことを考えて撮影・編集していたのかを書いていこうと思います。
主に最終回のことについて触れていきます。ネタバレ注意です!まだ動画を見てない方は是非見てから戻ってきてね!
さて、今回の動画シリーズのあらすじですが、何もない場所に1軒ずつ家を建てていき、村が完成したところで、すべての建築をボロボロに破壊して廃村化させる、という流れになっています。
なぜこんな構成にしたかというと、私はマイクラを始めてからずっと、「完成させた村をめちゃくちゃに壊す」というのをやりたかったのです。
家一軒を廃墟化させるのはプライベート建築で何度もやっていて、そのたびに「村1つ丸ごと廃墟化させたら楽しいだろうな」と…。マイクラで動画を作るなら絶対にいつかやりたいテーマだったんです。
つまりは、撮影中に思いついたとかではなく、最初からラストはああするつもりでした。
動画では語っていませんでしたが、家を作りながら「ここは最後でこう壊そう」とか考えていました。特にこだわったのは吊り橋の壊し方。落ちている表現を絶対にやりたくて、そこはしっかり作って映しました。吊り橋はとてもよくできた建築だったので正直あんまり壊したくなかったんですけど、落ちてる橋も作りたかったので心を鬼にして壊しました。
でもつらかったのは建築壊すことより動物殺すことでしたね…。今考えれば何も殺さなくても、リードか何かで遠くに連れて行ってあげればよかったなあと後悔しています。ごめんね、馬くんたち…。
私自身の予想としては、村を壊すのはさぞかし気持ちいいだろうなあと思っていたんですけど、やってみると結構悲しかったです。それは、思ったより良くできたというのもあるし、想定していたより動画の反響が大きくて、みんながいいねって言ってくれたものを壊してしまう罪悪感でもありました。
でも、最初から壊すつもりで作った村だったので、壊さないと私自身スッキリしませんし…。
といいつつ、第十話を投稿するギリギリまで、最終話を投稿するかは悩んだのでした。悩んだ挙句、当初の想定通りに廃村化させるところまで公開しました。低評価と批判コメントの嵐になることを覚悟してたんですが、蓋を開けてみるとかなりウケが良くて、思い切ってあげてよかったなと思います。
ですが実は一つ、構想と変えた部分がありまして…。
構想段階では、廃村化はサプライズで行うつもりでした。
ヘッドホンちゃんがニコニコしながら「村づくりたのしかったです!それじゃあまたね~」と言って動画が終わり、めでたしめでたしで終わるかと思いきや、後日意味深なサムネの動画が上がって…見てみたら、ヘッドホンちゃんが一生懸命作っていた村が廃村になっている…
そんな展開にしようかと思っていました。
ですが投稿していくうちに、建築がいい、好きだと言ってくれる人が増えていくと同時に、「思ったより若い人が見てる」ということに気づきました。
マイクラって小学生とか中学生もやるゲームですもんね。
そういう層の目にも入るものだというのを完全に失念していました。
小さい子が楽しんで見てくれているのに、何の予告もせずめちゃくちゃに村を壊してしまったら私の想定以上に悲しませてしまうと思いました。それはそれで良いなとも思いましたが…私としては、崩壊の悲しみよりも、退廃の美しさのほうが強く感じられる動画にしたいと思い、きちんと匂わせをしたうえで、なぜ壊したのかもきちんとわかるような構成に変えました。
それでも見るほうからすれば十分衝撃はあったみたいなので、結果的に変えてよかったと思います。
今後も村づくり動画は作ると思うんですが、もう廃村化はしないと思います。(笑)
同じことやってもしょうがないのでね。
でも一度作った村を壊すというオチはまたやるかもしれません。
また全10~20話ぐらいの動画が作れたらいいなって思っています。おそらくもうあんなことはしないので、その時は気楽に見てくれたら嬉しいです。